こんばんは。
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プリマヴェーラ
◇
先ずは、
Simon'sからのお知らせを。
来週より、
営業時間を変更し、
土曜日も12時開店とします。
日・祝は11時openのままです。
また、
来月から完全週休2日制に移行しようかと検討しています。
こちらはまた改めてアナウンス致しますね。
◇
audibleのTVCMがずっと棚引いてる。
家にいる。
犬もいる。
なのにヘッドフォンでオーディーブックを聴きながらの料理。
それも、
村上春樹の『ノルウェーの森』を聴きながら。
時折、犬に微笑みかけもする。
何故スピーカーにしない?
あの本の下巻とか、
ヘッドフォンで聴きながらの料理に向いてるだろうか?
もしその辺りを聴きながらも、
犬にむかってあの笑顔だったら、
あの人がとても心配。
◇
先日の新聞で、
「マルハラスメント」という言葉を知った。
もし文脈なしでこの語と出会っていたら、
不足や欠如を表す'mal-'の事だと思って、
「ハラスメントのない(素敵な)状態」と勘違いしていたかも知れない。
が、
勿論そうではない。
ここでの「マル」は句点の「。」。
(これは以前にも触れた事があるけれど、)
「。」には堅く冷たい印象がある(もはやハラスメント)のだとか。
でもね、
ちょっと待って。
本とか新聞って読む?
(専らaudibleとかyoutube?)
「。」を打つ1秒にも満たない時間が勿体無い?
残念ながら一番多いだろうは、
「みんながそう言ってる/やってるから、
<。>って堅くて冷たいと思う(almost ハラスメント)」
なんだろうね、
ミスターandミスブランニューデイ。
May 'the air' be with you!
小学校の授業で、
音読の際には、
読点は1拍、句点は2拍を置く様に指導された。
そう教えられてテキストと向き合うと、
作家の呼吸が聞こえる様で、
密かに感動を覚えた。
それは、
ちょっとした魔法みたいだった。
今も昔も、
作られる語は沢山あるけれど、
昨今は消えていく語の方が多い気がする
(あ、横文字系は増えてるね)。
その他、
色々思うことはあるけれど、
「それを表に出してどうする?」と自問自答し続け、
自問自答にも飽き、
対外的に無口に。
さておき、
個人的には、
句読点のない本は読みたくない。
「、」は「1拍」、
「。」は「2拍」。
新と旧を分けたがる人からは距離を置こう。
呼吸をひとつ。
SIMON