こんばんは。
16.2 / 25.5 ℃ 曇時々晴
昨日、
正午ごろに名古屋駅に着き、
娘を肩車して名古屋市科学館まで徒歩で。
まずは、
科学館のレストランで昼食。
娘の頼んだ宇宙ラーメンの見た目にギョッとする。
僕は味噌カツ定食をオーダー
(1/4位を娘に取られる)。
しかし、
あの値段であれだけ美味しいなんて、
なんて素敵なレストラン。
科学館には、
大人も十分に楽しめる展示が沢山あったけれど、
5歳児には少し難しかったみたい。
プラネタリウムも途中から、
「ねぇ、まだ終わらないの?」を連発し、
係りの方に数回注意される始末。
複数の骨の折れる移動を済ませ、
また22時過ぎに名古屋市に戻り一泊。
今朝、
ホテルの食堂で朝食を食べ終えると、
食堂脇の自販機にて、
500mlのビールを数本買っているおじいさんに遭遇。
朝からですか。
お元気ですね。
◇
11時過ぎに松本に着くワイドビューしなのに乗り、
持参した『ゲーテとの対話』を読み続ける。
200年ほど前の巨匠の言葉にしっかりとした重さを感じたり、
現代に通じる指摘を見出したりで、
滋味深い作品だと思う。
文庫本(岩波)で3冊。
ちゃんと向きあって読むには、
それなりの時間と根気が必要。
11時前、
塩尻にて、
「この先の区間の踏切で特急あずさに人身事故が発生しました。
出発までに1時間程度の遅延が生じる見込みです」
とのアナウンス。
仕方なく、
駅の売店に駅弁を買いに行くと、
同じことを考える人たちが列をなしている。
僕の手前の年配の女性が連れの方に向かって、
「でも、私たちの乗っている電車が
人身事故を起こした訳じゃなくて良かったわね!」
と笑顔で。
その発言に呆気に取られる。
うろ覚えだけれど、
養老孟司さんの本にあった言葉を思い出す。
「一人称の死」は自分の死だから、
勿論自分は悲しむことはできない。
「二人称の死」は近しい人の死なので、
悲しみが一番深い。
「三人称の死」は関わりのない人の死なので、
(身を切られるほどの)悲しみは伴わない。
若い女性が、
車掌に向かって遅延について激しくキレていた。
よほど大事な用事があったのかも知れない。
でも、
たとえ三人称であれ、
人が亡くなっているかも知れないんだよ。
ワイドビューしなのがやっと動くとのアナウンスが流れた後、
「松本までは在来線の方が先着します」と。
そそくさと在来線のホームへ移動する。
結局、
出勤できたのは13時。
そこから黙々と梱包を続ける。
◇
さて、
本日から通常営業に戻りましたので、
この週末もお近くに来られた方は是非Simon'sへ。
遠方の方とお時間のない方は、
をご利用くださいませ。
◇
それでは、それでは。
SIMON
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