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長野県松本市 ユニセックス セレクトショップ Simon's&co.(サイモンズ&コー.)

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2015年6月3日水曜日

swanee : 諏訪に


こんばんは

23.9℃ 曇

湿っぽい一日。

昨晩、久しぶりにしっかりした雨。
夢に闖入して来そうなくらいの雨音。
もうすぐ雨期だとのお告げかも知れません。

どうです、
雨期雨期しますか?

私?
全然。


6/2

 「朝から出掛ける」。
そのシチュエーションに、
朝ご飯を作りながら、
無意識にランチも同時に作っていました。

習慣って怖いですね。



観ながら、
戦争という眼前の事実に腐らず、
(結果的にそれが「正しかった」かは抜きにして、)
自らの能力を最大限に発揮した主人公像に、
時代背景を共にする『風立ちぬ』が、
何処かで重なって感じられたりもしました。

作中の言葉に、
何度か心が揺さぶられましたが、
観ていない人に失礼なのでそれらは割愛。

『イミテーション・ゲーム』
(副題、要らなかったんじゃない?)
もう少し時間が経ってから、
今一度観てみたいと思った映画でした。

ちなみに、
チケットを買った時、
主演のベネディクトさんが微笑んでいるpostcardを頂きました。
どちらかと言えば、
キーラさんの方が良かったな。

fanではないけれど。


持参したサンドウィッチを食べる為、
諏訪湖畔へ。

食べながら、
ひっきりなしに飛び交う鳥たちを眺める。
その中でも、
特にツバメたちに見入ってしまう。
水辺に降り立つ時の羽ばたき方、
水辺から飛び立つ時の羽ばたき方。
自在に滑空する姿と比べ、
地面への離着陸の動作のぎこちなさに、
身体の構造が「そういう風に出来てない」のが良く分かり、
そこに生じた「ギャップ」に、
一層の愛を感じることに。


自転車では何度か周回した事のある諏訪湖だけど、
歩いて一周した事は無かった。
自転車で周回すると一周は「すぐ」だから、
歩いて一周しても「知れている」のでは無いか?

ランチを食べ終えた

14:30、

思いついたまま歩き始める。


魚港と漁港。
どちらが正しいのか。
勿論言わずもがなだけれど、
誤字の方が堂々と湖畔に存在。
予期せぬ所でそういう誤字に出逢うと、
「自分の方が間違っているのでは?」
と思えて来てしまう。

魚漁(ぎょぎょ)。

下諏訪港


on the 水門

天竜川 start! 方面


湖方面


諏訪湖のwonder 1
諏訪ンダフル

機関車D51が(少なくとも)2台。
そして、
小振りな汽車も。


諏訪湖のwonder 2

湖畔に美術館が点在するお陰か、
彫像もあちこちに点在。

「追放された」系?
衣服にも不自由し、
何処となく途方に暮れた感のある

『王と王妃』


やっと対岸に辿り着くも、
まだまだgoalが見えない。

(今見ても綺麗な方ですね)。

諏訪湖のwonder 3

諏訪湖に限らずですが、
施設のネーミングって本当に「難しい」ですね。

すわっこランド


一周16キロ。
ほぼ4キロ四方。

こうやって図を見ていると、
不毛な算数の文章題を考えつけそうな気もして来る。


諏訪湖畔walk review

桜の季節はとてもお勧め出来そうです。
下諏訪側の諏訪湖畔には沢山の桜が植わっていました。
決して「一周」に拘る必要もありません。
桜が咲いていて、
晴れていて、
恋人や奥さんやご主人やお子さんを連れてぼんやり歩くのも良いでしょう。
心も解(ほぐ)れそう。

個人的には、
一番寒い季節の散策も良さそうだと思いました
(積雪/凍結時はお避け頂いた方が良いかと思います)。
既婚の方がパートナーに「こんな」提案をしたら、
「却下」される率はほぼ100%かと思いますが、
恋人同士なら良いんじゃないでしょうか
(途中にコンビニも幾つかありますので、
飲み物や食べ物は苦もなく手に入ります)。
風と寒さ以外の邪魔は無く、
とりとめのない話を熱く、
またはとりとめも無く交わす。

テーマパークとかが苦手な人(「はーい!」)にはお勧めです。


17:10

周回完了。
所要時間 2h40m。
平均時速 6キロ。

途中から、
「とても地味な遊びをしている」。
そう自分でも思いましたが、
途中で引き返すのは好みじゃない。
ipodも持っていなかったから、
時折歌いながら歩いていました
(自転車に乗った高校生に追い抜かれる度に少し恥ずかしかった)。

歩きながら、
観た映画の事やそれ以外の事について相当考えることが出来ました
(何せ、2時間40分)。


goal直後、
足湯を浴びながら1枚。


足湯を浴びていたおばちゃん2人(失礼!)がずっと話し込んでいて、
ぼんやりと湖を眺めていた私の耳に突然、
A「一生青春!」
B「一生青春!」
A「死ぬまで青春!」
B「死ぬまで青春!」
と元気な二人の掛け合い。

足湯で青春。

人間って、面白いですね。

「青春」の記念写真。


足湯から上がった所にもう一体、

諏訪湖のwonder 4

お母さんが金太郎の「熊」化している様で、
この子の将来が少し思いやられた

『はぐくみ』


暫くすると、
雲を割って西日が現れ、
湖面にオレンジ色の道をつくり出しました。
ありきたりだけど綺麗なその光景を、
ハンドルを握りながら眺めていました。

シャッターチャンス ロス。


地方の良さは、
必要であれば人気(ひとけ)の無い場所に直ぐに行ける事。
それは、
必要であれば会いに行ける人が居るのと同じ位大事な事だと思う。
自宅にくすぶっているのも嫌だし、
かといって人の沢山居る場所にも行きたく無い。
そんな時、
特に何かがある訳でも無い場所に、
何となく在る事が出来るのは、
地味ながらとても有り難く感じられます。

上手くは説明出来ないけれど。


諏訪湖の周りには、
決して何も無い訳ではありません。
程良い間隔で何かが点在しています。
興味を持てばそれらに入れば良いし、
興味が無ければ素通りすれば良い。

時間と心にゆとりがあって、
ぼんやりと楽しみたい方には最適の場所だと思います。

是非、
'swanee'
(諏訪に)。



6/3

出勤してみて、
Rさんからのお手紙が届いているのに気が付く
(相変わらず達筆ですね。
自分の字を顧みて恥ずかしくなりました)。

同封されていた聖書の言葉


人を避けて寂しい所へ行って、
しばらく休むがよい。

「しばらく」の長さは分からないけれど、
昨日は「そう」だった気がする。

(おおよそ)2,000年前の助言に無自覚に従っていたのだと、
その翌日に教えて貰う形となった。

生きてるって、不思議ですね。

SIMON

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