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長野県松本市 ユニセックス セレクトショップ Simon's&co.(サイモンズ&コー.)

営業時間 :
月 - 土 : 12:00-17:00
日・祝 : 11:00-17:00
定休日 : 火曜+α

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2021年6月25日金曜日

10


こんばんは。

16.2 / 27.6 ℃  曇/雨/晴

またもや、
目まぐるしい天候。


最近よく耳にする、
「人流」という言葉に違和感を覚える。
人の流れを強調したいからなのかも知れないけれど、
杭みたいに動かない人はいないんだから、
慣れ親しんだ「人出」で良いんじゃないだろうか?
それとも、
「ヒトデ」みたいに聞こえるから駄目?
顰蹙を買った「マンボウ」みたいに?

それより、
というか同時に、
強調すべきが「金流」の停滞ではないのだろうか。
家計資産が過去最高の1946兆円に。
つまり、
それだけ市場にお金が流れていない。
これじゃ、
ちょっとした動脈硬化
(末端が壊死し始めているくらいの)。
今のこの国を擬人化したら、
BMIが異様に高くて血色が悪い、
「如何にも不健康な人」なんじゃないだろうか?

だから、
僕はせっせとお金を使う。
こんな時だからこそ。
まぁ、
ハチドリの一雫である事は承知の上で。

家電量販店など一部の小売店を除いて、
余り良い話は聞かない。
飲食店の悲痛な叫びは、
TVや新聞で漏らさずに摂取する様に努めている。
勿論、
それ以外で痛みを感じている人々の声も。
「自分がそれらの人の立場だったらどうだろう?」
常にその様に考えてしまう。

「自分が良ければそれで良い」人は、
きっと不幸せな人なのだと思う。
そういう人とはお近づきになりたく無いし、
身辺に居て欲しくも無い。


さて、本題へ。

本日で、
Simon'sは無事に10周年を迎えました。
感慨一入と言いたい所ですが、
これはただの通過点であって、
達成感は(面白いほどに)皆無。
喩えるなら、
「ゾロ目で揃ったデジタル時計を偶然目にした時」くらいの、
(刹那で長持ちしない類の)ちょっとした感動。

昔キリンジが歌った様に、
「今日も誰かの誕生日」。
まぁ、そんな具合。


それでも、
沢山の方々の協力の元でお店を立ち上げ、
以降ブランドさんとお客さんに恵まれ、
なんとか此処まで来る事が出来ました。
そのことへの感謝は日々感じて来た事だし、
これからもそれは変わりません。
事実、
「自分ひとりでは何も出来なかった」し、
それはこれからも同じ。
だから、
偉そうに言える事は僕には何もありません。
僕に出来る事は、
ブランドさんとエンドユーザーさんの間に立って、
双方を緩やかに結び付ける事。
ささやかな「それ」のみ。

だからいつも思うことは同じ。
お相撲さんが良く言う様に、
「一日一番」。
先も後ろも見ないで、
この場で「今日」を生きるだけ。
石を積む様に。

でも、
この場が大好きな事に変わりは無い。
毎日来るのが楽しみな事も変わりは無い。
そして、
この場に何時間居ても飽きない。
そういう意味では、
幸せな生き方なのかも知れない。


久しぶりの大学の後輩からの連絡は、
素敵なお祝いのお花。

Oちゃん、結婚おめでとう!
お花もありがとう!


イガイガした形の花が良い。


Mさん、
お気遣いありがとうございました!
僕にも馴染みのあるレギュラーメンバーたち。


(改まって畏まって)

ブランドの皆さん、
これまでSimon'sをご利用下さった皆さん、
10年間ありがとうございました。
そして、
11年目も宜しくお願い致します。

これからも、
変わらずマイペースで行きますので、
皆さんのリズムでお付き合い頂ければ幸いです。

Simon'sでお求めになったitemを、
気に入ってくれる人がひとりでも多くあれば、
作った人も幸せ。

で、
それが私の幸せ。


それでは、それでは。

SIMON

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