こんばんは。
昨晩から今朝方にかけての冷え込みは、
季節外れの異様な暖かさに慣れていた身体には堪えました。
にも関わらず、
またしても目覚まし時計より一時間早く起床。
「何でやねん...」
2度寝すれば、
寝過ごす事は必至なので、
諦めて戸外へ。
ご近所に聳え立つ2本のケヤキの巨木まで、
取りあえず、で。
朝の空気は美味しいけれど、
肺に染み入る冷気の気配。
冬の足音が聴こえる。
30cmの足音
ウォーキングされている年配の方々から
「おはようございます！」
と声を掛けられる。
年配の方々には無用な恥じらいが無い。
素敵な事だと思う。
勿論、
ちゃんと返事をする。
(bottomがパジャマのままであっても、)
礼儀は礼儀。
大きなお屋敷の前にある看板に描かれた、
北アルプスの山々とそれらの名前を
実際のお山さんたちと符合させ、
各々の名前を覚えようとする。
ふと、
看板から3mほど離れた所で蠢く生き物が目に留まる。
艶やかな毛革。
凄く可愛い前足で一生懸命草の根元を掻き分け、
「やっぱり無理か」
位の気軽さで長めの休憩。
草がチクチクするのか、
後ろ足で時々お腹の周りをポリポリ。
もぐら
もぐらから1メートル近く離れた場所に、
穴が２つ。
そのどちらかから出て来たにしては、
心配になる位暢気。
穴の方に向かわせる為、
足で「とおせんぼ」してみると、
「キュ」っとひと鳴きして、
穴とは全く違う方向へ数歩(多分、全速力)。
「もぐらって鳴くんや!!」
驚きのリフレイン イン マイ ブレイン
(韻を踏みました)。
すぐさま草の根元を掻き分け始めたけれど、
「やっぱ無理か」
とまたもや休憩。
それにしても、
小動物の呼吸と心拍数の速さって、
見ているだけで
「生きてるんやな」
と思わせるものがあります。
「元気でな!!」
と心の中でエールを送り、
少し遠回りして帰宅。
で、
朝からキャベツを千切り。
朝食を作ってから食べ終えるまでのBGM、
バッハのカンタータ。
優雅
SIMON
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