こんばんは。
(1/2)
若干前後しますが、
4/8
途中で事故渋滞に巻き込まれ、
遅延したバスの運転手さんの
「いらち」(苛々しやすい人)な運転に気を揉まされる。
結果的に、
予定より1.5h遅れて、
小雨振る大阪に到着したのが9am。
心斎橋近くで仕事が2件。
本当は梅田から歩いて行こうと思っていたけれど、
バスの遅延で予定を変更し、
地下鉄を使う事に。
それでも、
仕事2件を滞り無く済ませる事が出来てひと安心。
どちらも凄い「良かった」ので
「乞うご期待」。
靭(うつぼ)公園
レンズさえ濡れる(嘘)水の都
昔の通勤路だった「なにわ筋」沿いを歩いて北上する。
車道を行き交う自転車乗りたちに、
かつての自分を重ねる。
そのまま歩いて行けば十三(じゅうそう)駅に着くのは分かっていたけれど、
次の用件までの時間的なゆとりは無く、
やむなく福島駅から電車に乗る。
(水の都 : 堂島あたり)
花に喩えるのは難しそうなので、
木に喩えると、やはり「常緑樹」辺りかな。
電車内のスマホ。
恥ずかしいから、僕は読書。
◇
ボーダーを跨いで隣県に移り、
ちょっとした山中。
( 墓地墓地と葉桜)
住み慣れた家へ。
上から見た図
正面
「またカメラか」
「そんなに撮らせて
たまるか!!の頭突きや」
料理人として進化を続けるおとんの手料理に舌鼓を打つ。
4ヶ月ぶりに酒を飲む。
沢山ビールを飲む。
沢山ワインを飲む。
〆にウィスキーを飲む。
で、ひたすら眠る。
◇
4/9
おとんは既に出勤して不在となった8am起床。
この歳になると、
誰もいない実家にひとりで居るのは変な感じがするものだ。
朝食を作って食べ、
皿を洗い、
身支度を済ませ出発。
「ほなまたな
(真剣に寝とるから邪魔すんなよ)」
実家からそう遠く無い公園へ。
前々日の雨で筋状の桜
桜の樹のうろの中にも桜
この公園で重たい一眼レフカメラを抱えていた「おばさん」。
その姿を懸命に思い浮かべようとする
(「おばさん」は失礼か。怒られそうだな)。
あんな写真は僕には撮れないのだろうと思う。
その場で暫く佇んで居た様で、
気が付くと警戒心を緩めた野鳥が沢山現れた。
綿摘みの様に等間隔に並んで、
さえずりながら斜面を跳ね登ってくスズメたち。
付き合い始めたカップルの様にふざけて追っかけ合いながら、
それでも愛を語り合うシジュウカラやコゲラのつがいたち。
我関せずと、
声高に青年の主張を繰り返すウグイスたち。
感傷に浸るかわりに野鳥を観賞。
時は過ぎ行く。
◇
大事な用件で神戸へ。
休みが合った旧知の人を道連れに、
あちらこちらを徘徊する。
学生時代、
友人と行った餃子屋さんでお昼ご飯を食べ、
お会計の際にお店のおばちゃんに、
「15年ぶりくらいに来ました」と告げると、
笑顔で、
「ほんなら、また15年後に〜」、と。
神戸も関西。
「ほな、また15年後に」
(水平線を水平に)
何故だか、
学生時代ほど神戸が魅力的に見えない。
ただ、
変わってしまった部分の多さ「から」、かも知れない。
街も僕も、お互い様で。
珍しく人と沢山話した一日。
僕にとって、
口語表現は往々にして難しい。
文語表現もそれと肩を並べる。
お陰さまで、
どちらにも満足出来たためしが無い。
何時の日にか、
それらに満足出来る日が来るのだろうか?
或は、
どちらかだけにでも。
(ポートタワー at night)
人に別れを告げ、
電車で大阪へ向かう。
やっぱり「常緑樹」なスマホ。
やっぱり恥ずかしいので僕は読書。
(ラスコーリニコフくんが女性の頭を斧で2つもかち割る
「スプラッター」なくだりを読みながらも、)
横のサラリーマンの酒臭さが鼻に付く。
車内のスマホも酔っぱらいたちも、
電車が非日常になった自分を気付かせてくれる。
色んなものが、
色んな方向に、
色んな方法で変わる。
大阪に着き、
さっさとバスに乗り込む。
さらば故郷!
SIMON
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