こんばんは。
21.1 / 27.1 ℃ 曇
最後に一日中晴れたのがいつだったのかが、
全く思い出せません。
いつでしたっけ?
◇
先日修理のご依頼頂き、
本日やっとお渡しできたTSLのお財布。
持ち込まれたお客さんも満足の仕上がり。
曰く、
「5、6年前に息子から貰ったモノだから、
大事に永く使いたい」
との事。
Simon'sでは、
お財布の修理以外でも、
永く愛用していく上でのケアの仕方を尋ねられたり、
ダメージの補修について尋ねられる事は少なくありません。
ファッション業界は、
どうしても「売りっぱなし」になりがちな業界かと思いますが、
Simon'sは開店当初から、
「永くご愛用頂きたい」と思ってここまでやって来ました。
個人的に、
何かを買うことを一纏めに
「消費」
と呼ぶ事にはドライな違和感を覚えます。
イメージとして、
「使い捨て」感が付随する様に思えるからです。
値段に関わらず、
愛用する気持ちを「消費」と括られると、
大事な要素が貶められている様な響きがします。
まぁ、あくまで個人的に、ですが。
私が9年使って居る財布 |
こんなに狭い店舗にも関わらず、
モノが溢れんばかりに並んでいれば、
背景に居る作った人を想像できなくなるかも知れません。
ですが、
Simon'sにあるモノは、
無人の工場で機械によって作られたものでは無く、
誰かが一生懸命作ったモノです。
それらがお店に届くまでには、
原材料を作る人、
製品に仕上げる人、
配送する人、
などが必ず居ます。
そこに、
展示する人、
自身に購入する人、
誰かにプレゼントする人、
などが加わります。
基本的には、
モノの裏には常に人がいます。
言い換えれば、
モノには気持ちが込められています。
勿論、
流行りモノを否定はしませんが、
永く使えるモノという視点も大事にして欲しいと思います。
と、
こういう事を時々書くことで、
Simon'sの原点に立ち返る事が出来ます。
これからも、
お求め頂いたitemで、
気になる事があればお気軽にお尋ね下さい。
私だけの知恵や技術で克服できる範囲は少ないかも知れませんが、
頼り甲斐のある各々のbrandさんも付いていますので、
どうぞご安心を。
店舗は勿論ですが、
をご利用の方もお気軽に!
◇
それでは、また明日。
SIMON
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