everything changes, you like it or not.

こんばんは。

- 4.2 / 3.6 ℃　晴

如月は「光の春」。

そんな話を何処かで耳にしたけれど、

確かに変化した陽光に「暖かさ」を感じます。

カラーコーディネーターという資格がある位だから、

色がもたらす効果は侮(あなど)る事は出来ないのでしょうね。

感覚を理論化する事は、

理論で感覚を語る事なのだろうか?

等価では無い気がしますが、

まぁ面倒臭い話は割愛。

今朝は少し早めに出勤し、

久しぶりにあがたの森公園まで歩いて行きました。

途上、

カタクラモールがその姿の全てを失い、

「なかった事」になっている現場を初めて目撃。

カフラスの古い建物だけが広大な敷地に残っていて、

何処となくシュール。

記念に一枚

Simon'sからあがたの森公園まで歩いて17分。

iphoneで音楽を聴いていると「あっ」という間(誇張表現ですね)。

辿り着いたあがたの森公園には、

何故か強烈なカレーの香りが漂っていて、

残雪の光景とその香りのミスマッチが可笑しかった。

雪の残る公園には犬の散歩をしている人くらいしかおらず、

ささっとぐるりを回って、

普段通らない道を選んで帰路に。

入り組んだ小路を通り抜けながら

築年数が気になる家々を眺めつつ、

これらの光景がどれだけ残るんだろうかが気になりました。

　それら古い戸建の隙間から、

カラーリングや作りに共通点が感じられる

最新型2x4の戸建がチラリと顔を覗かせる

(時代時代でそういうものはあって、

遠くない将来、

最新型は新たな最新型に取って代わられる。

そしてそれが繰り返される)。

Simon'sをopenさせてまだ4年半くらい。

そんな短い間だけでも、

松本市街地のあちこちが、

それが良いとか悪いとかは抜きにして、

随分変わりました。

それ自体はどの街でも起こっている事だし、

特筆すべき事だとは思わないけれど、

何処から現れたのかわからない寂しさのそっくりさんが、

何故か心の扉をそっと叩きます。

どれだけ街を知っているか?

定量的に計れるものでは無いのだろうと思うけれど、

まぁ面倒臭い話は割愛。

それにしても、

歩いて温まった身体は心地が良いもの。

遡ること4年半。

それ以前にSimon'sの影も形も松本にはありませんでした。

そんな僕は、

街の変化について何かを語る立場には居無いのかも知れない

(学生時代、

たった1年早く生まれただけで踏ん反り返っていた先輩が

堪らなく好きになれなかったんだから、

そういう事には極力気を付けなきゃね)。

そんなあれこれを考えていると来店下さる方々が。

知っている場所が徐々に増えてゆく。

知っている人がどんどん増えてゆく。

そして、

それらのひとつひとつに「手応え」みたいなものを感じます。

「これが幸せでなければ、何が幸せなんだ!」

うろ覚えですが、

好きな本にある言葉。

「まさに!」

とまぁ、

徒然と失礼致しました。

◇

さて、

明日は建国記念の日で祝日ですね。

松本の予報は好天。

それでは、

みなさまのご来店を心からお待ちしております。

SIMON