こんばんは。
-4.8 / 7.0 ℃ 曇
予報以上の今朝の冷え込みに、
お湯側の水道管が完全に凍結。
水側は辛うじて生きていて、
無慈悲な冷水に打ち震えながらの洗顔。
その姿に爆笑する娘。
◇
3/22
久しぶりに、
一日を通して娘と過ごせる機会ながら、
止まぬ雪。
娘に乞われ、
庭で雪遊びを一時間少々。
膨らみ始めたモクレンの蕾にも雪。
買い物に行ったりなんだりと、
休日感の希薄な一日。
しかしながら、
そこに娘が居ると祝祭感が加わる。
要するに、「賑やか」。
とめどなく、あてどなく。
作った夕食を一緒に食し、
その後、
作っておいたデザートを与える。
「パパ、すごいね!」
「何が?」
「パパ、すごいね!」
上気した顔で手を叩きながら同じ言葉を連呼する娘に、
2歳児ながら料理へのコメントかと思うも、
「おひげ」
「え?」
「パパ、おひげもじゃもじゃじゃん!」
娘よ、
きみの一日が終わろうとしている「今」、「それ」なのか...。
娘と話していると、
強風に煽られた風見鶏みたいに、
方向性を持たない言葉が突如飛び出すことがある。
で、
稀に、
それは、
詩的。
◇
絵本を読み聞かせて寝かしつけ、
可愛いらしい寝顔を見ながら、
僕は僕の読書を
(薄いイビキがBGMとして付随)。
辺見庸さんの『青い花』
一昨日の晩、
積読書の山から気まぐれに引き抜いた一冊。
「なんて惛(くら)い作品なのだろうか...」
でも、
この作品は正に「今」と呼応している様にも感じる。
きっと、
結末は明るくないのだろうけれど、
「それはそれ」。
◇
3/23
目を覚ます。
部屋は十分に明るくなっている。
まだ少しイビキ混じりの娘の寝顔が、
文字通り目の前にある。
暫く寝顔を見つめていると、
いつもの様に、
「パチっ」と音が聞こえそうな覚醒が娘に訪れる。
そして、
ほぼ目を開けたと同時に、
「パパ、にんじんたべれる?」
と。
◇
さてさて、
寒さもそろそろ打ち止めになり、
春も再開するとの予報。
という事で、
今週も宜しくお願い致します。
SIMON
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