こんばんは。
29.4 ℃
あの暑さから解放されても、
これがこのまま続くとも思えません。
ですので、
「戻ってくる」前提で居ようと思います。
8/18
あれこれを終え、
横浜へ。
大桟橋
上大岡で拾った葉っぱのフレディー
裏
表
赤レンガ
倉庫
ワールドポーターズ
みなとみらい
横浜駅西口
住んでいた頃と比べ、
変化した街並み。
変化していない街並み。
記憶の中で「まりも」の様に浮沈する数多の顔。
そして、
それらに付随するストーリーたち。
随分久しぶりに訪れた横浜で、
10年前の自分とすれ違った様な気がした。
仮に10年前の自分に会えたとして、
何を伝えるだろうか。
結局、
僕は何も伝えないだろう。
正確には、
咄嗟に伝える事が思いつけないだろう。
言えたとして、
「頑張れよ」くらいかも知れない
(「何だ、将来の俺情けないな」
と思われるかも知れないけれど)。
それでも、
結果として10年経っても元気にやっている事は見て取れるだろう。
それ以前に、
人生が不可逆性と一回性の中にのみ在る事が理解できていれば、
何も伝えなくて良いじゃないか。
1、追憶によって、
首と腰と脚でそれぞれ直径の違うフラフープを同時に回す様な、
雑多なジャイロの遠心力が心と頭を掻き乱した。
そして、
そこでは現在は引力として在った。
2、追憶によって、
自らの中で複数の気持ちが同時に粘度と比重の違う液体と化して揺れ動き、
それらが過去と現在の狭間で激しく波打った。
そして、
そこでは現在は碇として在った。
どちらでも良いけど。
◇
お台場
アウトレットのコンシェルジュの女性に、
「お手洗いはどちらですか?」と尋ねると、
「突き当たって正面でございます」と教えてくれた。
「ありがとう」と答えると、
「どうぞ、行ってらっしゃいませ」と笑顔が返ってきた。
そんなに優しくお手洗い行きを第三者に勧められるのは人生で初めてだった。
で、用を済ませ、
LIVE会場Zepp Tokyoへ。
D'angelo
しっかりとしていて、
実際に手を伸ばせば触れられそうな程の音像。
溢れんばかりのファンクネスに満ちた、
とても素晴らしいliveだった。
改めて、Oくんありがとう!!
興奮していたのか、
久しぶりに会場でt-shirtを購入。
アンコール2回を堪能する事と引き換えに終バスを逃し、
翌朝の始発バス迄の時間をネットカフェで過ごす。
8/19
早朝の新宿ではカラスの勤勉さが際立つ。
彼らは、
ゴミ袋の在り処とそれらへの最適なアプローチを熟知している。
その姿の対局として、
昨昼大桟橋の入り口に居たカモメを思い出す。
つまらなそうにペットボトルのキャップを嘴でつまんで宙に放り投げ、
優雅な足取りでそれを拾いに行ってはまた放り投げ、
飽きずにそれを繰り返していたカモメ。
綺麗な目をしたカモメ。
定刻の6:00となり、
バスがスルスルと新宿ターミナルを滑り出る。
9:00前にバスを降り、
一度帰宅。
朝食を摂り、
シャワーを浴び、
出勤。
終わりと始まりが定かでなかったお陰で、
二日に渡って引き伸ばされた一日を生きている様だ。
それでも、
あと何時間かでそれも終わろうとしている。
SIMON
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