because war is over

こんばんは。

32.8℃

暑さが戻ってきました。

◇

今朝、

自宅から歩いて久しぶりに牛伏寺へ。

道はほぼ上り坂。

山麓線を跨いで暫く行くと、

右手に静山荘という旅館が現れます。

この坂は何度も自転車でも登った事がありますが、

その都度必ずと言って良いほど、

静山荘の門番役の柴犬が吠えながら少しだけ付いて来ました

(叱咤激励だったのかも知れません)。

その静山荘。

どうやら閉鎖してしまった様で、

あれほど手入れの行き届いていたグランドゴルフ場は雑草に奪われ、

建物自体もみすぼらしくなり始めていました。

移住して5年。

随分色々な変化を見て来ましたが、

これもその一つ。

良い変化は数える程で、

そうで無い事の方が多い気がします。

個人的に、

Simon'sが松本に出来た事は、

(どちらかと言えば)

「良い」変化である事を願わずにはいられません。

40分弱で牛伏寺に到着。

何度も来た事がありますし、

人と来た事も度々

(みなさん、お元気ですか？

みなさんが元気に過ごせていますように)。

ちなみに、

上も下も画像は以前撮ったものです。

牛伏寺付近は太く立派に育った杉が立ち並び、

湿り気を帯びた冷たい空気には森の香り。

参拝には敬虔さが足り無い僕は、

軽く牛の像2体を愛撫し、

本殿に会釈をして帰路へ。

帰り道はずっと下り。

ipodで音楽を聴きながら、

「どうせなら」と走って下る事に。

途中でシリアスそうなランナーを抜き去り、

「俺は何をやっているんだろう?」

と思いつつ帰宅。

即シャワー。

即出勤。

◇

本日は、

「久しぶりに会いたいなぁ」と思っていた人が、

図らずも次々に訪れてくれた一日でした。

Simon'sを始めて体感したのですが、

バイオリズムとかそういったものって確実にあると思います。

来客の重なる時の重なり様が凄い。

その都度、

分散してくれればといつもこっそり思ってしまいます。

さておき、

本日ご来店くださったみなさん。

ありがとうございました。

他にも「久しぶりに会いたい」方々も沢山いますが、

同時に初めての方との出会いもいつも楽しみにしています。

「その様に」見え辛いかも知れませんが、

そう思ってはいるんですよ。

◇

「4つのキーワードを入れるかどうか」。

それはそれで大事なのかも知れません。

70年。

「経験していないから知らない」

では通らない。

加害者であって被害者であった。

どちらか一方だけではあり得なかった。

基本的人権と選択肢。

それらが手元にある有難さ。

70年前に再び獲得したそれらがどれだけ貴重なものか。

それでも、

いかなる有難さも「当然」と成れば、

その有難さは失うまで気が付けなくなります。

人間ってそういう生き物だと思います。

こんな所で多くを語るのは変な感じもしますが、

楽しい事があるたびに、

「これも戦争が終わったお陰」と、

感じるのも一つかと思います。

随分大層な事に聞こえるかも知れませんが、

戦争体験者の話を真正面から受け止め、

その時代の事を調べてみれば、

そんなに大層な事では無いと分かると思います。

過去の戦争に学び、

今も止ま無い戦争と人類の未来について考える。

いかなる大義の元でも、

戦争はもう要ら無い。

SIMON