こんばんは。
-2.8 / 5.8 ℃ 晴
随分な冷え込み。
お陰でdownを始め、
本格的にouterをお求めになられる方々が。
お探しの方は是非「こちら」を参照下さい。
◇
以前、
嵌ると一番危ないお酒は
「ウィスキー」だと聞いた事があります
(個人的に、
酒類の中では「ウィスキー」が一番好きなので、
分かるような気もします)。
さて、
ファッションの中での「それ」、
つまり「嵌ると危ないもの」はなんでしょうか?
個人的に、
それは「シューズ」なのでは無いか、
と思います。
収集癖のある/無しに関わらず、
どなたでもそれぞれの靴に足を入れると、
靴毎の「個性」を足裏に感じる筈です。
「デザイン」と「履き心地」。
それらが両立してる様に感じられる靴、
或いは、
そのどちらかが秀でている様に感じられる靴、
などなど、
などなど。
それでも、
選ぶ上で一番大事なのは、
(これは靴に限りませんが)
やはり「好きかどうか」だと思います。
幾ら良いと言われても、
「グッと来ない」物であれば、
永く愛用し続けるのは困難だと思うからです。
◇
前置きはこの辺りにして、
Simon'sにあるshoesの中で、
「今~これから」お勧めしたいshoesを数点upします。
一枚のmoutonを踵裏で繋いだshoes。
ゆったり目に取られたupperには、
紐を縛る事でギャザーが生まれます。
ここがpointです。
insoleはleatherで足馴染みが良く、
upper内側はmoutonらしくモフモフしています。
軽量なshark soleはとても返りが良く歩行性も抜群です。
軽くて温かい。
そして歩き易い。
※何度も言って恐縮ですが、
Hender Schemeさんのshoesは修理可能です。
それをご理解頂ければ、
永くご愛用頂けることが理解出来るのでは無いでしょうか。
このshoesは、
upperにゆとりがある為、
実際に履いている人を見る方が分かり易く、
また素敵に見えます。
sneakerみたいに軽快なshoesです。
Hender Schemeは、
leather shoesにsneaker的な要素を持たせる事が得意です。
それは、
leather shoes brandがsneakerをリリースするのとは、
また違うベクトルだと思います。
「何処かで見た何かの要素」
音楽のsamplingと同じで、
既存の何かを組み合わせる事で生まれる「新しさ」。
こちらのtarpは、
ウイングチップにnylon partsを組み合わせた、
全天候型のshoesです。
nylon partsは、
nylon/防水素材/suedeと3層構造になっています。
そこにドローコードとストッパー。
律儀に、
ストッパーを留めるフープまで用意されています。
合わせるコーディネートはそこまで問わない気がしますが、
それでもどう合わせるかを考えるのは楽しいshoesです。
toe boxの高さは抑えられていて、
もったり感のないshoes itself。
そして、
そこにボリュームのあるラビットファー。
組み合わせの妙(センス)。
そしてsingle monk。
ミカエルとは全然違った魅力があります。
upperは防水加工されていますし、
soleもしっかりした物が付いていますので、
あまり慎重にならずに愛用下さい。
vibram soleですので、
こちらも天候は余り気にせず着用頂けます。
同色異素材での切り替えがpoint。
横から見ると顕著ですが、
サイドのトリプルステッチ、
ゴツめのsoleなど、
イエローヌバックでお馴染みのbootsをチョップした様な印象。
toe boxにはゆとりがありますので、
old endなどと比べれば、
少し作りが大きく感じられると思います。
慣れるまでは、
履き口周りが少し硬く感じられるかと思いますので、
擦過傷を避ける為にも、
厚手の靴下で数日慣らして下さい。
デザインソースは言わずもがなでしょう
(脱ぎ履きにやや難はありますが、
個人的にやはりハイカットで、
黒/白、もしくは赤/白のwest sideな感じが好みです)。
さておき、
カーフ(子牛の革)を使ったこちら。
手作業で再現された細部に、
素直に驚愕してしまいます。
soleを含め「修理可能」。
慎重に考え過ぎずに、
永く愛用下さい。
個人的に、
付属するクラシカルなコットン紐に代えられる事をお勧め致します。
紐の通し方は、
画像の通り「オーバー」が良いとも思います。
確か32作目がリリースされていた様に思いますが、
個人的にair jordanでは10番台から記憶の混濁が始まり、
20番台は壊滅的です。
さておき、
m.i.p.シリーズ。
お好きな方なら覚えておられるかと思いますが、
今期で20作目がdrop。
私も、
取り扱ったことがないm.i.p.は、
存在は知っていても番号は知りません。
こちらは14作目。
ヒールはラバー。
フォアフットのソールはパターンの型押し。
爪先にはプラスチックのキャップが入っています。
デザインソースがワークブーツなので、
無意識に同様の足入れ感を期待してしまうかも知れませんが、
全く違った感覚です。
スラッとしたシェイプ。
ヒールカップは少し大きめに感じますが、
時間が経つと違和感は無くなります。
少し前に別注が席巻しましたが、
経年変化を楽しめる、
別注以上の1足。
靴の話になると少し長くなりがちですみません。
◇
「オリジナリティー」という言葉を時々耳にしますが、
以前も他で引用した、
旧約聖書 伝道の書 コヘレトの言葉にもありますが、
「かつてあったことは これからもあり、
かつて起こったことは これからも起こる。
太陽の下、新しいものは何一つない」
です。
それでも、
その上で、
(うろ覚えで失礼ですが、)
「既にあるのものを新しく感じさせるのが芸術」
と言った人もいた様な気がします
(誰だったかな...)。
◇
Simon'sで取り扱うどのitemもそうですが、
製品化されてからお聞きするのは「ほんの一部」で、
デザイナーさんのideaが製品化されるまでの工程には、
試行錯誤と紆余曲折が必ずあります。
出来るだけ「それ」を伝え、
その上で独自に感じた事('less than 解釈')を付け加える。
それがセレクトショップの役目の一端かと思います。
◇
勿論、
靴だけではありませんが、
それでも、
靴はとても奥が深いitemだと思います。
無闇に「履き潰す」必要もありません。
出来れば、
(悪天候用を少なくとも1足はご用意の上、)
数足をローテーションさせてあげて下さい。
それだけで、
どのshoesも永くご愛用頂けますよ。
また、
shoesのお手入れについて知りたい方は、
お気軽にお尋ね頂ければと思います。
さて、
随分長くなりました。
お近くの方はSimon'sへ。
遠方の方とお時間の無い方は
をご利用頂ければと思います。
◇
それでは、それでは。
SIMON
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