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こんばんは。

11/4

「電車の車窓から外を見ていると、

紅葉に飲み込まれて行くみたいだった」

久しぶりに顔を出してくれたお友達の詩的な発言。

その発言に、

「ストールにお米粒ついていますよ」

に近いくらいの恥ずかしさを覚えてしまう

(この日のランチの後、

本当にストールにお米粒が付いてた)。

自然に囲まれて生活しているのに、

ぼんやり黄味掛かって来た山に「季節」を感じていなかった。

自宅庭の樹木の「紅葉」に、

それを掻き集める責務を漠然と感じてはいたけれど。

庭

(使い回しの画像)

ふと思い立って、

お友達を「紅葉」へご招待。

11/5

started from 松川パン商店さん

自宅から一番近い、

(人里から一番遠い?)

とても素敵なパン屋さん。

ランチにとパンを買い、

昨年とても美味しく頂いた

「シュトレン」(シュトーレン?)も予約

(是非皆さんにも食べて頂きたい!!)。

松川さんと暫し歓談。

松川パン商店さん

(使い回しの画像)

高ボッチ

冷たい風。

そして、その音。

見え隠れする北アルプス

景観面で不評であろう電波塔。

個人的にはそんなに嫌いじゃない。

(外見は抜きにして、)

ここに頑張ってこれらを建てた人達がいる訳で、

その人達の事が何処と無く気になる。

雲間から霧雨の様に陽光注ぐ

諏訪湖

鉢伏山

風が止む。

空が青さを増す。

足音。

吐息。

会話。

それしか耳に届かない。

sound of silence

2,000m弱の山頂からのパノラマヴュー

より、

葉を落とし、

寂しそうでもしっかりと直立している木立。

その逞しさ。

山頂でランチ

THERMOSに淹れて来たコーヒーが

アイスコーヒーになるまでの早さには驚いたけれど、

美味しいパンと

(四方を山に囲まれての)

楽しい四方山話。

沢山の山に登り、

それらを見て来ても、

全てを初めて見る光景みたいに感動する。

そういう人を初めて見た気がした。

山々に一礼した人

苦行スタイルでは無い山歩きも

まんざらでは無いんだと気付いた人

(pantsはTATAMIZEさんのflip chino)

いつしか日は傾いて、

紅葉に飛び込む山影

カムフラージュ

雲海の様に連なる山々

どうしても気になる小屋

頑張った人(車)

横断歩道の様に車道に伸びる木陰。

車道の両脇にはオレンジと赤の落葉のカーペット。

ゆっくりゆっくり、

細い山道を下って行く。

途中で立ち寄った溜池

言われて撮ってみたら、

改めてその事に気付いた。

やっぱりモノクロが好き。

街中に戻り、

小島夫妻の運営するamijokへ。

此処に来ると知り合いに会う確率が飛躍的に上がる。

それだけみんなに愛されている証拠。

一度行ってみて貰えば、

(説明しなくても)

理由は分かって貰えると思う。

小島家と暫し歓談。

お友達にも此処でお別れし、

帰路へ。

帰宅渋滞の中、

暮れ行く空と山々と

車の中で鳴っていた"i am sam"のサントラ

(The Beatlesのcover集)

で耳に残った歌詞。

two of us sending postcards

writing letters on my wall

送り合うハガキも、

壁紙に手紙を書く事もなかったけれど、

五感を通したやりとり。

山々と、

それらを含む空間と時間と。

◇

夜中にCDを焼き増し。

白い筈の部分が何故か「紅葉」。

そこまで汲まなくても...。

SIMON