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こんばんは。

6.5 /18.1 ℃  晴

まだ店内には暖房が必要。

◇

先ずはSimon'sからのお知らせを。

明日4月9日(火)は「通常営業」、

明後日4月10日(水)は出張の為「お休み」となります。

不規則な「お休み」が続いて申し訳ありませんが、

何卒宜しくお願い致します。

◇

今日は(完全に)脱線します。

◇

最近、

気が付けば「いい年」になっていた様に思えてなりません

(かと言って、

残念ながら年甲斐が増した実感は皆無)。

もうちょっと若い時に、

若さをウリにしておけば良かったかな?

と思わなくはありませんが、

その当時は「若さ=馬鹿さ」だと思い込んでいて、

余り(にも)若さに価値を置いていませんでした。

で、

馬鹿さを引き摺ったまま「いい年」になった訳です。

少し前、

長期休暇を頂いて、

久しぶりに飛行機に乗りました。

ご存知の通り、

旅客機の窓は二重構造になっていて、

気圧の変化に対応出来る様、

外側のガラス(樹脂?)には小さな穴が空いています。

小さな穴

丁度6年前、

大事な人を亡くし、

その時に自らも何かを失くしてしまった様な錯覚を抱えたまま、

そこからの日々を歩いて来た様に思います。

今でもふと、

毎日ふと、

思い出します。

まるで、

飛行機の窓に開いた小さな穴みたいに。

始終、

何かが僅かに出入りしているみたいに。

「桜は見られないかも知れません」

最後に見舞いに行った際、

途上、

助手席から見える光景に、

僅かに開き始めた桜を目にしました。

それを折ってでも持って行ってあげれば良かったと、

今でも思えてなりません。

後悔は少ない方が良いとは思いますが、

ゼロには出来そうにありません。

◇

殆どが、

思った様に幕を下ろせる訳では無い。

それが当然だと分かるまでには、

ある程度の時間と経験を必要とします。

また、

これは距離を競うゲームではありません。

きっと、

大事なのは長さではなく、

如何にその中身を充実させるか。

その上でしか、

長さは意味を為さない様に思えてなりません。

◇

どれだけ経っても、

忘れる事はありません。

きっと、

本当の感謝は、

ずっと遅れてやって来るのだと思います。

決して減じる事のない悲喜交々を連れ立って、

一歩一歩、

「前」(だと信じられる方)に進むしかありません。

適度に肩の力を抜きながら。

◇

さて、

明日からは「普通」に戻ります。

残念ながら、

「普通」が分からないままですが。

それでは。

SIMON